後期臨床研修医外科プログラム

プログラム責任者の挨拶

外科教授・外科診療部長 久米 真

外科の後期研修を考えている皆さん、こんにちは。
朝日大学病院は、JR岐阜駅から徒歩5分の距離にあり、名古屋駅から30分、セントレア空港から60分という交通アクセスの良い病院です。 大学附属病院という成り立ちから、スタッフは卒後教育に情熱を持っており、各診療科の専門性が高いことが特徴です。 数多くの大学医学部からの卒業生が、当院のスタッフとして活躍しています。
外科スタッフは経験豊富なスペシャリストを含め5人常勤しています。 伝統あるヘルニア外科は、全国でも有数の症例数を誇っています。最先端の内視鏡(腹腔鏡)外科手術を岐阜県に導入してきた実績もあります。 手術を中心とする外科診療は、医療の中心をなす分野のひとつです。 当院での外科後期研修を通じて、いつ、どこで、どのような患者さんがきても 対応できる幅広い外科臨床力を身につけていただきたいと思います。 勿論、当院のスタッフとして、さらに希望する専門分野の実力を伸ばしていくこともできます。
私たちは人手を集めるために多くの後期研修医を引き受けるのではなく、1名か2名に絞って徹底的に集中して指導し、かつ生涯師弟として、また同じ釜の飯を食べた友人として付き合える関係を築きたいと考えております。 仕事だけでなく、オフの時間は岐阜の街と長良川の自然を存分にエンジョイしていただきたいと考えています。そちらの指導も任せてください。 外科に興味がある方の問い合わせをお待ちしています。

外科後期研修プログラムの目的と特徴

初期研修で学んだ臨床の基礎知識と技術を生かし、さらに、総合診療科として 全ての診療科の基本となる外科の充分な経験と実践を身につけることを目標とします。
当院の特長は次のとおりです。

  • 胃・大腸の癌に対しては、極力腹腔鏡手術を行い低侵襲手術を目指しています。
  • 肝胆膵領域の癌には、血管合併切除を含む拡大手術を積極的に行っています。
  • 当院の伝統であるヘルニア手術に関しては日本有数の施設であります。
  • エビデンスに基づく化学療法を積極的に行っています。

後期研修医には原則全ての手術に手洗いしていただく方針です。その中で次第に術者として指導していきます。
これらの研修を通して、エビデンスに基づいた、 患者中心の医療を行うことができる切れる外科医として活躍していただくことが、当プログラムの最終目標です。
  • 到達目標と研修内容(あくまで目安です。できる人にはどんどんやっていただきます。)
    • 一般目標
      ・初期研修で身に着けた基礎知識に加えて外科疾患に対するより詳細な理解を深め、 専門的な診断・治療を的確に行うことができる能力を習得する
      ・疾患の病態だけでなく患者の背景を把握し、 インフォームドコンセントを基盤とした患者中心の医療を進める能力を習得する
      ・常に新しい医学知識を身につける習慣を養い、エビデンスに基づいた医療を実践する
      ・同僚およびその他の医療スタッフとチーム医療を行う協調性を身につける
      ・後進を指導できる能力と技術を習得する
    • 具体的目標
      ・外科的処置を要する救急疾患の診断と治療を的確に行うことができる
      ・消化器疾患の基本的検査と診断を行うことができる
      ・ヘルニア手術を術者として執刀できる
      ・一般的な開腹消化器手術(胃切除・結腸切除、肝部分切除など)を術者として執刀できる
      ・一般的な腹腔鏡手術(腹腔鏡下胆嚢摘出術、結腸切除など)を術者として執刀できる
      ・高度な開腹消化器手術(肝葉切除・膵頭十二指腸切除・胃全摘・直腸低位前方切除など)の第一助手ができる
      ・高度な腹腔鏡手術(腹腔鏡下胃切除リンパ節郭清・腹腔鏡下直腸低位前方切除など)の第一助手・スコピストができる
      ・術前後の全身管理が的確にできる
      ・患者や家族との円滑なコニュミケーションをはかり、インフォームドコンセントを行うことができる
      ・エビデンスに基づいた最適な治療法を選択できる
      ・理学、作業、言語療法士などと連携し、治療を計画、実施する
      ・初期研修医に基本的な指導をできる
      ・臨床研究の成果を国内外主要学会・論文で発表する
      • 第1年時
        ・外科疾患の診断と患者管理
        ・消化器画像検査および乳腺画像検査の読影
        ・麻酔科研修
        ・ソケイヘルニア手術の第一助手、術者
        ・開腹手術の第一助手
        ・腹腔鏡手術のスコピスト、助手、術者(胆のう摘出術など)
      • 第2年時
        ・基本的な消化器画像検査の実施
        ・開腹手術執刀
        ・腹腔鏡手術の第一助手、術者
      • 第3年時
        ・初期研修医の指導
        ・一般的な開腹手術の術者
        ・一般的な腹腔鏡手術の術者
    • 経験可能な検査、手術
      • 検査
        ・理学的所見
        ・基本的血液検査、尿一般検査
        ・腹部超音波検査
        ・腹部X線
        ・腹部CT、腹部MRI
        ・核医学検査
        ・術後消化管透視検査
        ・術中胆道造影検査
        ・経皮経肝胆道造影
        ・上部、下部内視鏡及び内視鏡的手術
        ・ERCP及び内視鏡的手術
      • 手術
        ・ソケイヘルニア術
        ・腹腔鏡下胆嚢摘出術
        ・腹腔鏡下胃切除術
        ・腹腔鏡補助下結腸切除術
        ・腹腔鏡下直腸切除術
        ・開腹胃切除術(胃全摘術を含む)
        ・開腹結腸切除術
        ・開腹直腸切除術
        ・外来小手術
        ・肝切除
        ・膵頭十二指腸切除
        ・膵体尾部切除
        ・膵全摘術
        ・脾臓摘出術
        ・胆道再建術

当院外科は、京都大学外科交流センター 京都大学外科交流センターに参加しています。京都大学外科関連施設では、共通の目標達成プログラムを用い、後期研修医が自らの達成度を客観的に評価できるよう工夫しています。 また、年2回の研究会で、現在80名を超える後期研修医が集い情報交換をして将来の進路について、議論を戦わせています。研修終了後は当院スタッフとして残ること、癌センターなどのハイボリュームセンターや他の京都大学外科交流センター関連施設で研修すること、京都大学大学院へ進学、いずれの進路であろうとも私たちは全力で支援します。     

※外科の手術件数:672例
※ 取得できる専門医等
日本外科学会専門医(卒後5年目)
日本消化器外科学会専門医(卒後7年目)
他科研修の可能性:可
留学の可能性:可
大学院進学:京都大学
関連大学医局:京都大学
関連病院での研修:可
後期研修修了後の進路:常勤医師として採用可

外科医を目指す女性医師の方には、中嶋早苗講師が頼りになる姉貴となるでしょう。私たちは女性だからといって特別扱いはしません。しかし、女性しかできないこと、つまり出産や子育てには皆で力を合わせて応援していきたいと考えています。

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