後期臨床研修医脳神経外科プログラム

プログラム責任者の挨拶

脳神経外科教授・脳神経外科部長・脳卒中センター長・岐阜大学・脳神経外科、脳血管内治療
郭泰彦

朝日大学附属朝日大学病院はJR岐阜駅から徒歩7分、名古屋駅から30分という交通アクセスの良い立地と各診療科 の専門性が高いことが特徴です。
脳神経外科スタッフは5人常勤しており、県内有数の施設です。
脳神経外科の手術は、ミリ単位の精密さを要求され、わずかな脳組織の損傷でさえも患者さんの一生を左右することがあります。 われわれは、その責任の重さを自覚すると共にそれに携わることに誇りを持って日々の診療に当たっております。 脳神経外科の手術手技は非常に高度であり、数年ですべての技術を身につけることはできません。 いわゆる“一人前”になるのに比較的時間のかかる科であることは間違いありません。 しかし、5年、10年、20年と経験年数を経てもなお、新たに習得できる技術があり、その技術を身につけたときの満足感、 達成感を味わい続けられるのも脳神経外科の特徴です。 この高度な脳外科手術の技術を習得するためには、不断の修練が必要です。
当科では、ラットを用いたマイクロサージェリーの訓練や手術を前提とした解剖の修練を積んで もらえるシステムを構築しております。
これらのトレーニングを行うためにチューリッヒ大学マイクロサージェリーコースをはじめとした種々の研修にも 参加してもらいます。
また国内、国外を問わず、症例数が多い施設で研修を行うということも可能です(国立循環器病センター、チューリッヒ大学、ヘルシンキ大学など)。 常勤脳神経外科医の医局は岐阜大学、滋賀医科大学ですが、将来の進路については、本人の自主性に任せ、医局 に入ることを強制することはしません。
以上、朝日大学病院脳神経外科につき紹介いたしましたが、冒頭に書いたように、岐阜市の中心に位置し、周辺には 飲食街、歓楽街があり、仕事だけでなく、オフの時間も楽しくすごすことができると思います。
脳神経外科に興味がある方の問い合わせをお待ちしています。

脳神経外科後期研修プログラムの目的と特徴

当プログラムでは、初期研修で学んだ臨床の知識と技術を生かし、 卒後7年目に日本脳神経外科学会専門医を取得するのに充分な経験と実践を身につけること、 そして、患者中心の医療を行うことができる心を養うことを目標とします。
当科は、日本脳神経外科学会指定の訓練病院、日本脳神経血管内治療学会認定研修施設、日本脳卒中学会認定研修教育病院であり、 脳卒中を中心に、脳腫瘍、脊髄外科、機能的脳神経外科などの脳神 経外科疾患全般の研修が可能です。直達手術はもちろん、血管内手術に関しても、 日本脳神経血管内治療学会の指導医と専門医が常勤しており、その両者を有効 に使い分けて、より幅の広い治療法の選択が可能です。
また、脳神経外科学会専門医のみならず、日本脳卒中学会専門医、 日本脳神経血管内治療学会専門医などの取得が可能です。

  • 到達目標と研修内容
    • 一般目標
      ・初期研修で身に着けた総合臨床力を基盤とし、 疾患に対するより専門的な理解、診断、治療を的確に行うことができる能力を習得する
      ・患者とその背景に考慮し、インフォームドコンセントを基盤とした患者中心の医療を進める能力を習得する
      ・最新、最良の医療を行うために、常に新しい知識を身につける習慣を養う
      ・後進を指導できる能力を習得する
    • 具体的目標
      ・神経学的検査法と神経学的診断法に熟達する
      ・EBMに基づいた最適な治療法の選択に熟達する
      ・手術の助手あるいは術者として脳神経外科手術の基礎を学ぶ
      ・術前後の管理を通じて、神経病態に対する最善の対応法を学ぶ
      ・術後患者の病態を迅速かつ的確に判断し、最善の管理を行う
      ・患者や家族へのインフォームドコンセントを学ぶ
      ・看護師、理学、作業、言語療法士などと連携し、治療を計画、実施する
      ・臨床研究の成果を国内外主要学会で発表する
      • 第1年時
        ・脳神経外科疾患の診断と患者管理
        ・脳血管撮影の実施
        ・麻酔科研修
        ・頭蓋穿頭術(慢性硬膜下血腫、定位的血腫吸引術)、頭蓋形成術、脳室?腹腔シャント術
        ・開頭術、脳血管内手術の助手
      • 第2年時
        ・各人の手術手技の上達度を見て適宜判断する
        ・頭部外傷、脳内血腫除去術の術者、開頭術
        ・外頚動脈系の塞栓術
      • 第3年時
        ・ジュニアレジデントの指導
        ・脳塞栓に対する局所線溶療法の術者
        ・開頭術の術者
        ・チューリッヒ大学マイクロサージェリーコース参加
    • 経験可能な検査、手術
      • 検査
        ・神経学的所見
        ・基本的血液検査、尿一般検査
        ・視床下部-下垂体系ホルモン検査
        ・頭部、脊椎X線
        ・頭部脊椎CT、頭部脊椎MRI
        ・脳波
        ・電気生理学的検査
        ・核医学検査
        ・脳血管造影検査
        ・腰椎穿刺
        ・脊髄造影検査
      • 手術
        ・水頭症に対するシャント・ドレナージ術
        ・頭蓋内圧モニター設置術
        ・慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術
        ・外傷性頭蓋内血腫除去術
        (a)急性硬膜外血腫
        (b)急性硬膜下血腫
        (c)外傷性脳内血腫
        ・高血圧性脳内血腫除去術
        ・開頭術(減圧開頭術・頭蓋形成術を含む)
        ・脳腫瘍摘出術
        (a)髄膜腫
        (b)下垂体腫瘍(経蝶形骨洞手術を含む)
        (c)小脳橋角部腫瘍
        (d)グリオーマ(脳葉切除を含む)
        (e)転移性脳腫瘍
        ・脳動脈瘤手術
        ・脳膿瘍あるいは硬膜下膿瘍の手術
        ・もやもや病に対する直接的血行再建術
        ・髄液漏閉鎖術
        ・三叉神経痛・片側顔面けいれんに対する神経血管減圧術
        ・視神経管開放術
        ・椎弓切除術・椎弓形成術
        ・脊髄空洞症に対する手術
        ・脊髄腫瘍摘出術
        ・頭蓋内のう胞性疾患に対する神経内視鏡手術
        ・脳動静脈奇形摘出術
        ・頸動脈内膜剥離術
        ・頭蓋内? 外血管吻合術
        ・脳血管内手術
        (a)脳動脈瘤塞栓術
        (b)頭頸部血管形成術(ステント留置術を含む)
        (c)脳動静脈奇形塞栓術
        (d)腫瘍塞栓術
        (e)局所血栓溶解術

※診療科の主な症例と症例数またはベッド数:年間入院患者750、手術件数230
※ 取得できる専門医等
日本脳神経外科学会専門医(卒後7年目)
日本脳神経血管内治療学会専門医(卒後8年目)
日本脳卒中学会専門医(卒後6年目)
他科研修の可能性:可
留学の可能性:可
関連大学医局:岐阜大学、滋賀医科大学
関連病院での研修:可
後期研修修了後の進路:常勤医師として採用可

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